【WordPress】SNS全盛時代、それでも私が自己サイト運営を選ぶ理由

マツモトです。
昨日久々にブログを更新したことで、少々気が大きくなりました。放置していたもののメンテナンスをしたのがきっかけとはいえ、やはり「書く」ことは楽しいです。

実は、このサイトはWordPressによる2つ目のサイトです。最初のサイトはまったく別のサーバードメインで、教本を片手に作りました。その際、教本の著者が構築したテーマ、確かBootstrapという形式を使っていたと記憶していますが、それにどんどん内容を載せていく形でした。

それなりに見栄えも良くできていましたが、元々手作業が嫌いではなく、凝り性なところもあったので、現在のテーマを選び再構築することにしました。

 WordPressテーマ選びの難しさ

一度作ったので2回目は簡単だろうと思っていましたが、WordPressはテーマごとに開発者が異なるため、初期設定のテーマ以外を使うとページの組み立てがまったく異なります。さらに、開発者が個人の方も多いため、有名なテーマ以外は、開発者の個人サイトから情報を取得する必要があります。現在使っているテーマもデザインと使いやすさが気に入っていますが、最初は苦労しました。

これからWordPressでサイトを構築したいと思っている初心者の方は、まずは初期設定のテーマを採用し、仕組みを理解した後に、使いたい機能やデザインがあるテーマを採用するのがよいかと思います。

 SNS全盛時代のサイト運営

とはいえ、最近はSNS全盛の時代です。ビジネス展開のためのサイトも、ランディングページ(いわゆるチラシのような、該当する情報がそこで完結するページ)のみ、というケースが多くなりました。特に個人事業主の方などは、SNSアカウントのみを運営している場合も多いと感じます。

コロナ禍以降、YouTubeやTikTokなどのSNS動画サイトが主流となり、日本のブログサイトのトップクラスであるアメブロなどへの誘導で詳細情報を展開するケースも、だんだんと少なくなってきたように思います。

代わりに、公式LINEへの誘導が増え、より個人向けにダイレクトにメッセージが届く仕組みが主流となっているようです。

 ブログ収益化の難しさ

昨日の投稿でも触れましたが、ブログの収益化は徐々に難しくなっています。これは、文字情報よりも動画による情報提供のハードルがかなり下がったからでしょう。

そして、若い世代による多くのTikTok投稿が大バズりしたことをきっかけに、動画コンテンツもだんだんと短いものが好まれる傾向にあります。もはや、このような文字だらけのブログサイトなどはオワコン(という表現自体がすでにオワコンw)と言えるでしょう。

しかし、そのような流れに逆らうかのように、私はまたこうしてブログで文字を綴り始めました(笑)。

 WordPressに戻ってきた理由

なぜかと言うと、この書いている場所がWordPressだからです。

「え?WordPressサイトこそ、もうとっくに終わってるんじゃない?」と思われるかもしれません。しかし、私が最終的にここに戻ってきた理由のひとつは、「自分自身でサイトを運営できる」という点です。

ブログだけなら、アメブロやnoteでも十分に書けます。むしろ、収益化を考えるなら、そちらの方が良いのかもしれません。noteなんかは、自分の記事をそのまま販売することも可能です。

 無料プラットフォームのリスク

しかし、これはアメブロやnoteだけでなく、YouTubeにしてもそうですが、無料のプラットフォームを使う場合、少し頭に入れておきたいのは

主導権はあちら、つまり各運営者側にある

ということです。

つまり、仮に何かの都合で各プラットフォームが撤退するとします。その場合、それまでに書いてきたコンテンツは各社にデータが格納されています。そのため、最悪の場合、それまで書いてきたものがすべて「無」になってしまう可能性があるのです。

「そんなこと、よっぽどでないとないだろう⁉」と言われるかもしれませんが、先日のニコニコ動画の不正アクセスによる休止事件を思い出してください。今月(2024年8月)になってようやく部分的に再開しましたが、まだ多くのコンテンツが閲覧できないままです。

 WordPressサイトの自由度

明日は我が身…他のプラットフォームもどうなるかわかりません。ない、とは言い切れないことが今回のニコ動の事件でさらに思いを深くしました。

特に人気のあるプラットフォームは、人が集まる分、外部からの攻撃リスクも高まります。そう考えると、毎日データを自動でバックアップできるWordPressのサイトは、自由度が高いと感じざるを得ません。

他にも、こちらでの投稿を優先しようと考えた理由がありますが、それについてはまた次回以降に書いていこうと思います。

 

ではまた、次回。

 

※アイキャッチ画像:UnsplashChoong Deng Xiangが撮影した写真を使用

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