マツモトです。今日はジョージ・ハリスンの誕生日です。1943年生まれですから、生きていれば81歳でした。
そして、今から45年前、1979年の今日はジョージ・ハリスンのアルバム「George Harrison(ジョージ・ハリスン/邦題:慈愛の輝き)」が日本で発売された日です。この作品はジョージのキャリアの中でも特に心温まる一枚として、多くのファンに愛され続けている作品です。
ちなみに本国イギリスでは同年2月23日発売、アメリカではひと足早く2月20日に発売されています。
今日はこのアルバムについて少しだけ書いてみたいと思います。
はじめに
ジョージ・ハリスンは、ビートルズのギタリストとして世界的な名声を得た後、ソロアーティストとしても成功を収めました。ジョージは元ビートルズのメンバーとして1970年の3枚組LPの大作「All Things Must Pass」でビートルズ解散後におけるソロ・アーティストとして初のチャート1位に輝いたメンバーです。
1979年にリリースされたこの自身の名を冠したアルバム「ジョージ・ハリスン」は、ジョージの個人的な「愛の出来事」における成長と音楽的な探求を反映しており、私含め多くのリスナーに深い感動を与えてくれます。
アルバム全体について
アルバム「ジョージ・ハリスン」は、ジョージの独特なギタープレイと心に響く歌詞が特徴です。
特に同時発売されたシングル「Blow Away」は、そのメロディアスな旋律とポジティブなメッセージで、多くの人々を魅了しました。
また、アルバムの一曲に配された「Love Comes To Everyone」では盟友エリック・クラプトンがギターで参加しています。さらにビートルズ時代の名曲「Here Comes The Sun」の対を意識したような「Here Comes The Moon」も収録。アルバム全体を通じて、それまでの作品同様もジョージの平和への願いと内面の探求が感じられる作品です。
個人的な感想
特筆すべきは前述の「愛の出来事」…元秘書だったオリヴィアさんとの再婚というハッピーなニュースの後に発表された作品であること。随所にパーソナルな恋愛感情から始まる広義の「愛」についての曲が多いと感じます。そういった意味では日本語盤のタイトル「慈愛の輝き」は言い得て妙、と思えます。
関連作品リンク
アルバム「George Harrison」全体を聴くことをお勧めします。Amazonや各種ストリーミングサービスで利用可能。
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おわりに
ジョージ・ハリスンの「George Harrison」は、上述の再婚、その後の一粒種の息子・ダーニの誕生など彼の音楽キャリアの中でも特別な時期による重要なアルバムと言ってよいかと思います。この作品を通して、彼は自らのプライベートな幸福感も相まって、リスナーに心の平和を求めるメッセージを伝えました。
今日この日に改めてこのアルバムを聴くことで、ジョージ・ハリスンの遺した音楽的遺産の価値を再認識すると同時にやはりいなくなってしまったことに寂しさを禁じ得ませぬ…(涙)。
というわけで、1979年の今日2月25日はジョージ・ハリスンのアルバム「George Harrison(ジョージ・ハリスン/邦題:慈愛の輝き)」が日本で発売された日、でした。日本ではジョージの誕生日に発売されたわけで、そこは日本のファンとして誇りに思いたいですね。
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