今日は何の日かご存知でしょうか。
今日、2月4日は…
ビートルズの日
…です。
実は私、三度のメシよりビートルズが好きなのですが
今日の今日までまったく知りませんでした。
で、考えてみます。
なぜに?
- あの曲が1位になった
- このアルバムが全世界で累計1000万枚売れた
- 初めてライブを行った
…ところがどれもあてはまらない。
調べてみると
2月4日は英語で Feb.4
ビートルズはその昔、「Fab4(ファブ・フォー:Fabulous 4 → ”イカシタ4人”の意」)」と呼ばれていたのでした。
なんてことはない、単なるダジャレ(?)のようなもの、だったのでした。
ならばと、せっかくの機会なので何か一枚紹介してみましょう…!
とはいえ、特段ファンでなくとも彼らのことを知らない人はいないと思うので、今さらオススメも何も…とも思いつつ、紹介したいのが
Love -THE BEATLES
Apple Music
Spotify
2020年からの「コロナウィルス」のおかげで世界のほぼすべてがロックダウンの名のもとに外出禁止が余儀なくされました。その影響は多くの生活に影響をもたらしました。まさに”BAD INLUENCE”というヤツです。
特にエンターテイメント業界…例えばライブハウスやホール会場をはじめとしてイヴェント、コンサートは軒並み延期・中止とほぼ自粛となったりして、主催者、演者、客の「三方悪」状態となりました。
中でも象徴的な出来事として、私が今回一番ビックリしたのはあのサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の95%が解雇になり、破産申請されました。
(2020年6月時点)
その「シルク・ドゥ・ソレイユ」の存在を私が知ったのはこのアルバム「Love」でした。
2006年に突如リリースされた「シルク・ドゥ・ソレイユ」同名公演のサウンドトラック盤(?)
「?」つきなのには理由があって。
一般的なサントラ盤には、劇中のBGMのようなものや、別のアーティストによる別のアレンジものなどが収録されているものが通常です。
しかし、このアルバムは、実際の THE BEATLES のマスター・テープを使用して「再構成」された「リミックス」盤(公式には「サウンド・コラージュ」と呼ばれている様子)といった方がいいかもしれません。
ただのサントラでもリミックスでもない…!
私も最初はただのサントラと思っていてノーマークでしたが、数年後に友人宅で聴かせてもらうと…度肝を抜かれました!
えぇ…?アノ曲とこの曲のフレーズが合体して…
んんん…なんや、このピッタリ感は!
一聴して、リミックスものにありがちな単なるリズムビートを重ねただけ、といったものやピッチ(回転数=BPM)をいじって無理くりつなげたっぽい、みたいなのもなく、すべて過去のマスターを使用しただけにもかかわらず、すべてにおいてそのつながりが自然で「新曲」化しているのです。なるほど「サウンド・コラージュ」と呼ばれる所以です。
夢の親子によるビートルズ・サウンド
クレジットを見ると Giles Martin(ジャイルズ・マーティン)、そして George Martin(ジョージ・マーティン)の名前がありました。ジョージ・マーティンは言わずと知れたビートルズのプロデューサーで、ジャイルズはその息子さんです。
父の手掛けた膨大なマスターテープのネタを息子がマッシュ・アップ(2つ以上の曲を組み合わせて新しい曲を作ること)し、それをまた父が見守る…そんな姿を想像してしまいます。
ちなみにジョージ・マーティンがプロデュースしたビートルズのアルバムはこれが最後の作品となりました。
その後、息子のジャイルズは2010年代から発売周年企画によるリマスター盤のビートルズのアルバムを毎回プロデュースしている。(これがすべてにおいてよくできています。また順次ご紹介します。)
最後に
ある意味企画モノではありますが、耳慣れた定番の楽曲に新しい魅力が付け加えられたすべて「新曲」として聴けます。
というわけでこうした普段ならスルーしていたような企画モノ、サントラなども時間に余裕のある間に聴けば新たな発見があるかもしれません。
あとは「シルク・ドゥ・ソレイユ」にも鮮やかな復活を期待したいものです。
(この公演のDVDとか出してくれたらゆうに資金ができると思うのだけれど。)
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