先日、勤務期間内の健康診断の結果から
然るべき専門医の受診を勧められていたのでした。
以前同じような症状でお世話になったクリニックに行き
そこでさらに血液検査と初めて腹部CT検査を行うことになりました。
そして昨日、その検査結果が出たのです。
結果は、すべて異状なし。
とはいえ50を過ぎていることもあり
年イチでの検診をおススメされました。
自分の思いとは多少ズレがあれど
着実に加齢は進んでいる模様です(笑)。
思えば若い頃は
自分は40過ぎてもうこの世にはいないだろう
などと考えていたのだから勝手なもんです。
あちこち若い方のブログやSNSなどでたまに
生きるのがつらい
早く死にたい
といったことを目にすることは少なくないです。
それを読むたび、まるで若い頃の自分を見ているような気がします。
悩むこと
疑問に思うこと
不正に憤ること
それらはある意味とても大事なことだと思います。
自らを成長させてくれることも多いので。
でも別に急がなくていいのです。
人は生まれてきたら誰だっていつか終わりを迎えるのだから。
何もあわてる必要はない、と思うのです。
ちょうど大学卒業する頃
私にとって大切だった人が
自らいのちを絶ちました。
引きずられるように私も途方もない思いに駆られたものですが
焦って後を追わなかったことに
今となっては間違っていなかったと思います。
申し訳ないという思いは残っていますけれど。
残念ながら21世紀になったとはいえ
誰にもドラえもんが未来からやってきて
将来の自分がどんな風になっているか
教えてくれることはないのです。
でも最後に行く場所は決まっている。
だからこそ自分でわざわざ
そこまで時間を強引に引きずり込む必要などないのではないか
と思うのです。
本当は今、自らが感じている「怖れ」をなくすこと。
いのちより目の前の「怖れ」を大事にしている
というねじれた状況である自分のこころに気づいて
それを取り去ること。
正直限りなくその「怖れ」はやってくるのでしょうが
いちいちそれを取り消していくこと。
自分の本当に求めているものを、あきらめないこと。
そのためにすべてを、手放すこと。
そしてそれをするための勇気のタネは
間違いなく自分の中にある、こと。
私はいつしかそう信じるようになりました。
それは
あきらめず、今まで生きてきたから。
なのでした。
私でさえできたのだから
きっとみなさんにもできる
そう思っています。
大丈夫。
おぢさんもなんとか、生きてます。
ぜひぜひ、ご安心召されよ。
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