このところ急に暑くなってきた中、昨日は大阪市内まで行ってきました。
スーツを着ての外出だったのですが、衣替えにはまだ早くジャケットを脱ぐのははばかられたので暑さが厳しく感じました。
まずは立ち止まり、振り返ることから始める
さて、先日は「50代の生き方」ということで「新しいものより、今あるものに目を向ける」ということをお話いたしました。
https://yoshiz.work/text/50s/20210512
では、今あるものとは何なのか?…と、まず自問してみることですよね。
まずはすぐに思いつくものとして
- 今の仕事
- 過去の経歴、職歴
- 資格などのスキル
- 趣味や好きなこと
など。
頭の中だけで思い浮かべるだけでなくノートなど紙に書き出していく。
簡単な自分の履歴書を作るようなイメージです。
ここまでは割とすんなり思いつくし、書けると思いますが、せっかくなのでさらに深堀りしてみていただきたいです。
たとえば…
- 子どものころ何になりたかったか?
- 仲良しだったともだちは誰だったか?
- そのともだちはどんな子だったか?どんな想い出があるか?
- 一番ほめられたことは?それは誰から?
- 寝る間も惜しんで夢中になったことは?
といった、より具体的なことを思い出してみるといいと思います。
できれば楽しいこと、顔が自然と緩んでくるようなことを思い出してみるといいと思います。
わざわざしんどいことなんて思い出すことないからね(笑)
ここに挙げた項目以外にも思いついたことは手を止めずにドンドン書いてみれば、いい。
丁寧に書く必要なんかはなくて、文章になってなくてもいいし、書きなぐりでも構わない。
思い出した楽しいことを言葉にしてドンドン紙の上に広げていってほしい。
これが
自分の棚卸しをする
ということなのです。
棚卸しをした自分を眺めてみると…
ある程度イメージが出尽くしたかなぁと思ったら、手を止め一度書きあがったものを眺めてみる。
そこにはたくさんの「楽しかった日々」や「夢中になっていたこと」「誰かと一緒に喜びあったこと」であふれているはず。
それらはみなかけがえのない自分のこころの引き出しにあったものたち。
忘れていた宝物の数々が広がっている…そんな風に思えたら最高やん?って言葉がたくさん並んでいると思います。
それはみなすべて
あなただけが持っているもの
に違いなく、一枚の紙の上に並べられた言葉となったその思いたちに現在や過去、未来といった時間はないのです。
そう、これらはみーんな
あなただけの「今あるもの」
なのです。
今あらためて「やってみたい」ことがありましたか
そんなにむずかしい作業でもないと思うので、ぜひ一度やってみてください。
書いているうちに気分があがってくる人もいるかもしれません。楽しいことを考える作業だから。
自分て結構楽しいことあったなー とか
懐かしいなーあの頃は無邪気だったなー でもかまいません。
でも先に書いたように
その紙の上では現在・過去・未來の区別はない!
のです。
過去の経験であっても、今またそれをやりたい!という気持ちになりませんか?
書いていたらどこかうれしくなったりワクワクしてきたように。
「あの頃」と思っていたその気持ち、実は今も持っていなかったでしょうか?
こころのずっと奥の方に。
もしできればその思いに正直になってみるのもいいかもしれないですよね。
あの時はまだ何も知らなかった。でも今なら…。
あの時は今のような時間がなかった。でも今なら…。
そんな風に思えることがあれば…最高っすね。
あとはカタチに…
おっと!もう何か始めたくなった人は、どうぞご遠慮なく(笑)
今回はカンタンなやり方だけご紹介しましたが
もっとより深く本格的に自分のことを棚卸ししてみたい、とか
自分が一体何をしてどう生きたらいいのかわからない、というお若い方にはこちらをおススメします。
50代にしておきたい17のこと(本田健 著)
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こちらは楽しい質問ばかりではないけれど、恋愛や人間関係、おカネ、将来のことなどいくつかのセクションに分けられているのでそれぞれに関して自分自身を整理したい人やなかなかこうした悩みが解決しない、という方にとっても「こころの鏡」として一役買ってくれると思います。
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