
ある日の読書会のひとコマ
本、特に自己啓発書は、読むだけでなく実生活にどう活かすかがカギです。当読書会では、書籍の内容を共有し、それぞれの参加者がどのように感想を抱くかはもちろん、実生活でどのようにその内容を取り入れるかについても話し合います。
ある日の読書会では、最近私、マツモトがハマっている「潜在意識」をテーマに、梯谷幸司先生の著書『無意識を鍛える』を採用しました。この本の内容をもとに、参加者が実生活でどのようにこの知識を活用できるかについて話し合いました。
図書目次
- ステップ1/無意識を鍛えるための準備体操
- ステップ2/メタ無意識を自在にコントロールする
- ステップ3/無意識を鍛える実践トレーニング
- ステップ4/自分の思いどおりに現実世界を書き換える
- ステップ5/集合的無意識にアクセスして「答え」を得る
この記事では、ある日の当読書会の様子と、この本から得られた知識を日々の生活にどう活かすかについて少しご紹介します。
当読書会の風景:『無意識を鍛える』を読んで潜在意識を探る
当日の進行は、参加者であるシステムエンジニアのPaulさんと私、マツモトで、「潜在意識」をテーマに進めました。私は先日読み終えたばかりの梯谷幸司先生の『無意識を鍛える』を持参しました。この書籍は、「潜在意識の書き換え」という重要なテーマを扱い、人生の目標設定や自己発見を促す内容が詰まっています。
和やかなスタート:軽い自己紹介から
この日の読書会の参加者は私、マツモトと、旧知の仲であるPaulさんの二人でした。私たちは以前から潜在意識に興味を持っていたため、互いに潜在意識に関心を抱いたきっかけや、梯谷先生の著書を通じて学びたいと感じていたことについて話しました。
読書会は堅苦しい雰囲気ではなく、リラックスした空気の中で進行し、対話を楽しむ場となりました。
※尚、Paulさんご本人に読書会の様子について仮名にて公開許可を得ております。
テーマ:「潜在意識」の実生活への応用

『『無意識を鍛える』では、先生が提唱する「メタ無意識」の概念に基づき、潜在意識に関する基本的な考え方や、その書き換えに向けた実践的なアプローチが紹介されています。
私とPaulさんにとって、実生活にどう役立てるかが最大の関心事でした。そのため、読書会ではそれぞれが日常生活にどのように活かしていくかを意識しながら進行しました。
実践的なワークブックとしての『無意識を鍛える』
この本は、全編にわたって実践的なワークがふんだんに掲載されており、実生活に活用するには最適な一冊です。5つのステップ形式で展開されており、実践的なワークを通じて無意識(潜在意識)を書き換え、実生活に活かせる内容となっています。私自身も、この本を強く推奨しています。
『無意識を鍛える』を実生活でどう活かすか?
この著書の内容を実生活で活かす方法は数多くありますが、読書会の時間内ですべてを紹介することは難しいため、私は特に重要だと感じた導入部分を共有しました。
「無意識」を味方につける
これは本書のイントロ部分のタイトルですが、ここにこそこの本のエッセンスが詰まっています。著者は、私たちが潜在意識に対して無意識に命令を出しており、それがしばしば成長を妨げる原因になっていることを指摘しています。
あなた自身が理不尽な潜在意識の主人になっていないか?
ここに2人の社長がいます。
A社長「俺の私利私欲のためにお前らは働け」
B社長「私はこういう世の中をつくりたい。こういう商品を通して世の中を元気づけたい。そのために、みんな協力して売上を伸ばしてくれないか」あなたはどちらの社長の下で働きたいでしょうか。
おそらく、「A社長の下では働きたくない。B社長の下で働きたい」と思うでしょう。でも、もしかしたら、あなたは潜在意識に対して、このA社長のようになってしまっているかもしれません。A社長みたいな態度をとっていると、潜在意識も「どうしてお前のために働かなきゃいけないんだよ!」と思うようになります。
梯谷幸司. 無意識を鍛える (p.11). フォレスト出版株式会社
潜在意識が抵抗してしまうとお金は集まってきません。
「無意識」をブラック企業の上司のように扱い、理不尽な命令を下していることに気づき、その思い込みをどう変えるかが鍵です。この本に書かれたアクションプランやワークを日々の生活に取り入れることで、潜在意識を味方につけ、自己成長が促されることをPaulさんに説明しました。
実生活に応用するための具体的なアクションプラン

Paulさんもこの考え方に非常に共感してくれました。読書会の進行中、Paulさんから次のような素晴らしい提案をいただきました。
習慣化できるまでサポートしてほしい
Paulさんは、思い立ったらすぐに行動するが、三日坊主で終わってしまうことがしばしばとか。このワークを落とし込むまで継続したい。継続させるために日々ワークを実践し、成果をシェアできる機会があれば継続できそうだということだった。そして、週一回本読み倶楽部くつろぎをそんな機会としたいと申し出がありました。
私は一般的に習慣化させるには、約3週間日々実践することで習慣化できると言われているので、まず1カ月間、本書のワークをどこまで実践するかのアクションプランを設定し、次回の読書会でその結果を報告するという取り組みを実践してみることを提案した。Paulさんも承諾し実践することとなりました。
具体的な行動計画を持つことで、学びの内容が実生活に活かされやすくなることは、当読書会の大きな魅力のひとつです。Paulさんの提案により、今後の読書会の進行に新しい方向性が見えたことは、とても有意義でした。
まとめ
今回の読書会では、梯谷幸司先生の『無意識を鍛える』を通じて、潜在意識の重要性や、自己成長に向けた実践的なアプローチについて話し合いました。本を読むだけでなく、そこから得た知識をどのように日常生活に取り入れるかが、真の成長に繋がります。当読書会では、参加者一人ひとりが自分のペースで実生活に応用できる環境を提供し、フィードバックを得ることでさらに深い学びが得られるのです。
ぜひ、あなたも当読書会に参加して、新たな視点や知識を得て、自己成長を目指してみませんか?