仕事がなくなりました

2月末で勤務先との契約が終了しました。
期間は3か月ほどで短かったですが、いい時間になりました。

「派遣労働」という働き方を選択してからいくつか現場を経験してきましたが、ある時期から心がけていることがあります。

それは

一緒にいる人たちと仲良くする。
それもできるだけ数多くの人と。
部署部門、派遣か正社員か立場など関係なく。

たったこれだけのことを考えにおいて日々仕事に取り組んできました。

仕事で大切にしていること

部活ノリが大事。
仕事ではいつもこのことを心においています。

2000年代、サッカーの日本代表チームが、あまり結果が出ず、勝つために必要なものは?という話の時に、元川崎フロンターレで現サッカー解説者の中西哲生さんが「大学生の部活みたいなノリのチームが意外と強い。選手同士、選手と監督にもそんな空気があって、集団としてまとまりがあったほうが苦しい局面も乗り越えることができ、勝利に結びついていくチームになれると思う」というようなことをおっしゃっていたと記憶。

私も現場ではほぼ最年長。立場上自分が監督・コーチの役割ではないので、同じ選手の中でもスタメンフル出場というわけではなくとも、ベンチから声を出したり、若い人を盛り上げたり、悩んでいる人を見てリラックスできる空気を作ったりするのが自分の役割だといつの頃からか考え、実践するようにしています。

職場によっては、わからないことを訊きづらいということもあります。訊かないのは当然自責ではあるけれど、上司が忙しくていつもいなかったり、不機嫌な時が多い人もいたりすることだってあります。訊けないと当然ミスに直結するので、「なんで訊かない?」とまたさらに雰囲気を悪くすることも。
そんな時はあえてわかっていても自分が聴こえるように大きな声で訊いてみて、大きな声で答えをオウム返ししたこともありました。
率先して失敗しているところを見せ、反面教師にしてもらったり、笑われる、ということも大事、と思います。

どんな職場でもそこにいる「人」で変わると思いますし、逆もまた、然り。
「人づくり」とは「場づくり」であり、人が楽しければその場も自然と楽しくなるというもの。

なので私は常に職場とは仕事をする場所ではありますが、自分としては一日を多くを過ごす場所となれば部活ノリで楽しく、皆で仲良く団結して目標をクリアしていく、というイメージを常において毎日過ごすようにしています。

失うことは違うものを得るチャンス

ともあれ…派遣労働は不安定な立場でもありますが、ひとつ終わってもまたあらたな「場」であらたな「人」と出会える、という楽しみもあります。

失うことがあっても、手ぶらになればそれはまたあらたなものを得るスペースができるのでチャンスとも言えます。

次にやってくることを気持ちよくお迎えするために、静かに今この時をくつろいで過ごそうと思っています。
両手をそっとひろげて。

次はどんな監督・コーチ、そして大事な仲間…部員たちと出会えるでしょうか。

楽しみでいっぱいです。

最後に
私は元DJでもあったので、せっかくなので何かひとつ選曲して〆てみようと思います。

BILL EVANS – We Will Meet Again

 

大好きなジャズ・ピアニストのひとり、ビル・エヴァンス。
1980年の同名タイトルのアルバムの最後を締める曲。
アルバム中には「For All We Know(We May Meet Again)」という曲もありますが、英語的には「will」助動詞を使ったこちらの方がどちらかと言えば意志が強いってことかしら。

ともあれ、昨日まで一緒だったみなさんへ…ありがとう!
We Will Meet Again!

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