本当に起こる悪いこと、とは?

自分にとって「こりゃ最悪だ!」と思う出来事は
いくら準備万端、安全に暮らしているつもりでも
往々にして起こるものです。残念ながらね。

けれど本当に一番悪いこと
それは

その起こったことで自分を責めすぎること

だと思います。

前にも書きましたように
厄介なのは出来事そのものよりも
むしろそれに対して起こる「自分の感情」の方です。

出来事そのものは自分の目や耳など
カラダによって知覚します。
起こった出来事をどう認識するか…
「問題」とするのか、些細なこととするのか。

それは自分自身の考えによるところが大きいと思うのです。

つまり同じものを見て聞いても
それをどうとらえるのか、というのは
すべて自分自身にかかっています。

他人からみれば大したことがないことでも
自分にとっては苦しみや傷みとなって残る場合もありますし
逆もまたある、というわけです。

なので起こることそのものはまさにただの「きっかけ」であって
そこから始まる自分の考え、過去の体験などからその事象が処理され
起こった出来事以上にマイナスな感情をプラスしていることが
本当に多いのではないかと思います。
人によっては相当に長くそこから悩みや自己憐憫に陥ってしまいます。
もうその出来事自体はとっくに目の前にないというのに。

注視すべきは出来事そのものではなく
いつも「自分のこころ」しかない、と思っています。


この自分のこころ次第ということにまずは気づくこと。
とにかく、気づく。
気づきとはすでに自分を客観的に見ているということです。
つまりその瞬間に目前の出来事と自分を切り分けている
ということだと思うのです。

あ、ちょっと待って!

これが言えると
加速しようとする自分の感情にストップをかけることが実感できます。

この「気づく」ことだけでも
相当出来事の見え方が変わると思います。

そしてやがて
問題などというものは本当はなかったのだ
と思えるようになってくるのだと思います。

マイナス感情の「延焼」を食い止め
引きずらない自分でいることが
出来事の解決にも結果としてプラスになるかと思います。

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